太陽みーつけた🌞1歳児の発見

10月14日(木)夏のような日差し。暑い😆

築山で遊ぶ1歳児の発見です。

 

最近のくっくぐみ(1歳児)は、築山がブーム✨

山小屋での、お店屋さんごっこも楽しみの一つです。

「いらっしゃいませ~」「何にしますか~?」

「アイスください」「はいどうぞ」「ありがとうございました」等

保育者も入りながら楽しんでいます。

子どもたちのやり取りを見ていると面白いんです。

「なすくださーい」「おいもくださーい」などの言葉が出てきます。

シーズンの野菜が出てくる様子から、お家の方とのお買い物での経験を、遊びの中で繁栄させているのかな・・・と。

 

山小屋の中で、ゆづきちゃんが、小窓から外をのぞいた時に、小さな気づきがありました。

「うわ!!!」っと手で目を覆いました。

「どうしたの??」

一緒にいた、かのんちゃんと私も真似するように外をのぞいてみると・・・

「うわー!!まぶしい!!」(目が開けられないほどの日差し)

3人で、何度も小窓から外をのぞいては、「キャーまぶしい!!」を

繰り返し楽しんでるうちに・・・

 

かのんちゃんの表情が変わりました。

もう一つの別の小窓から外をのぞいた時に、

あれ?まぶしくないぞ??

不思議に思ったかのんちゃんは、小窓から手を出したり、

ぐっとのぞきこんでみたりしています。

「こっちはまぶしくないね。どうしてかな?」とつぶやいてみました。

「なんでなんで~??」

 

2つの窓を何度ものぞき比べるように「あれあれー?」

 

そのうちに、ある事に気づいたんです。

 

ゆづきちゃんが山小屋から出て見つけました。

これだー❗❗❗

 

(写真だと分かりづらいと思いますが、指してる先に太陽があります。)

「そっか~。太陽がまぶしかったんだね。」 大発見です。

 

「こっちの窓からは、太陽さん見えないもんね。」

 

こういう小さな不思議「どうしてかな?」を大切にしたいですね。

 

1歳児でも友だちや保育者と一緒に答えを見つける事ができるんです。答えを探る過程が面白いんです。

こういった経験が次への探求心につながり、主体的に物や人と関わる力を育み、感性が豊にに育っていくのです。

 

【表現】

生活の中で様々な音、形、手触り、動き、味、香りなどに気付いたり、感じたりして楽しむ。

【環境】

身の回りの物に触れる中で、形、色、大きさ、量などの物の性質や仕組みに気付く。

(幼保連携型認定こども園 教育・保育要領より)

小窓から見える柿の木が、大きく見守ってくれている感じがしました。 ありがとう。

 

☆おまけ☆

先週、その柿を収穫しました!!

ん~おいしい♥ 柿の木の下で柿を食べ、最高のおやつタイム!!

 

そして、翌日には、収穫した柿で、ジャムも作りました✨

給食の食パンにつけて、いただきます♥

マンゴーではありません(笑)

 

美味しかった~♡ アップルパイのような・・・??

 

いろんな場面で、築山の柿の木に支えられています。

吸盤の不思議

10月14日(木)の出来事

朝から、心がほっこりする事がありました☆

朝7時~8時の間は、0歳児から5歳児までの異年齢保育です。

登園してきた、2歳児のそうたくんが、「あれで遊びたい!」とロッカーの上に置いてあった【吸盤の玩具】を指さしてきました。

こどもたちは、遊びの天才!!環境に出してみると、あっという間に遊びが広がっていきました。その中で、5歳児のりおとくんが、テラスに面した大きなガラス扉に向かって、投げてくっつけるという挑戦が始まりました。

なんと2歳児のそうたくんが1番最初に成功し、びっくり👀    いっそう、5歳児の子どもたちのやる気は増していきました。

私も一緒に挑戦しましたが・・・難しい💧

そんなこんなで、りおとくんがやっと成功!続いてはるとくんも成功!今だ成功できない私は、「こつを教えて~」と次の手段に。

すると「こうやって持つといいよ」とはるとくんが教えてくれました 

はるとくんが、挑戦の中で気づいた情報を教えてくれたのです。そのやり取りを見ていたまわりの子も再挑戦!

それでもできない私に見かねた、りおとくんが「もっと強くだよ!」と尋ねてもいないのにアドバイスをくれました。そして、なんと2歳児のそうたくんも、「先生こうだよ。こうやるとくっつくよ。」と(笑)

もはや、彼たちの目的は、【私を成功させたい】に変化していったのです。

自分だけよければいい。ではなくて、みんなが幸せになるために。私たち保育者が大切にしている保育理念が、自然に行動できるこの子たちのすばらしさに感動させられました。そして力をかりた私もとても温かい気持ちになりました。

【人は一人では生きていけない。だから支えあう。】 ですね。

 

少し話がそれました。戻します。

こんな状態にくっついたのを見て・・・

感動している私の心の中が、見えているかのような会話が聞こえてきたのです。

「落ちそうになって、大丈夫だよーって、ひっぱって助けてるんだ。」「そうだそうだ、助けたいんだよ。」「うわ~落ちそう。助けてくれ~。」「大丈夫、ぼくが助けるからね。」

日常の経験から「支えあう」を感じた子だからこそ、出てくる言葉・会話ですよね。

朝から、心温まる素敵な1日のスタートでした。

 

その後も、遊びは続き・・・。

ガラス扉ではなくて壁に向かって投げ始めた私。(もちろんくっつくはずはないのですが・・・)

「先生、こっちはくっつかないよ~。」 と、りおとくんとはるとくん。                            「え?なんで?」                      「だって紙だから!」

「そうなんだ~。じゃあこれも紙かな?」と近くにいた4歳児のはなえちゃんにつぶやくと・・・・

さっそく、検証を始めた5歳児の子たち!

あれ⁉

検証の結果は・・・

紙にはくっつかない➡紙でもくっつく物がある。に変化したようです。

今日の検証は、ここまで。

最後に「紙といえば、他に何があるかな~」の私のつぶやきに反応し「新聞紙!」とひらめいた、りおとくん。彼の【吸盤の不思議】の検証はまだまだ続きそうです。

戻りがけにこんな姿も・・・

今日はいい1日になりそうです。

 

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