📚好きなページをお話ししてみよう!
お話をしながら、紙芝居をめくったりする姿が見られてきた為、好きなページを選び、紙芝居を読んでみました。
年長さんのKちゃん、Aちゃん、Hくん、年中さんのAちゃんのやりたい子たちが中心となって、思い思いに話を進めてくれていました。
この時、話す事ではなく、紙芝居を「めくりたい」という気持ちが強かった年中さんのKくんや年少さんのKちゃんは、紙芝居を「めくる」事を楽しみました。
また、年少さんのRくんとRちゃんは、チームの子たちが話してくれる様子を見ていることを楽しんでいました。
この活動を繰り返し行ううちに、年少さんのRくんに変化が。
紙芝居を見ながらセリフを口づさむ様子が見られたので、「Rくんもやってみる?」と声を掛けてみました。すると「オオカミの所」と、自分がやりたい場所を返答してくれたのです。
これには、周りの子どもたちもビックリ😲「待っていました」と年長さんのKちゃんは「オオカミのどこ?どのページ?がいいの?」と聞いくれていました🎵
そのやり取りに刺激を受けて、自分から年少さんのRちゃんも「やりたい」と参加する姿が。
初日のお話し作りからずっと皆の様子をじっと見つめていたRくん。
年少さんにとって、イメージを「言葉で表現」し「伝える」ことは心の中でたくさんの不安や葛藤があったのだと思います。
しかし、皆が楽しんで行っている姿に後押しされて、「やってみたい」という気持ちに変化し自分から「ここがやりたい!」と言ってきてくれたことは、大きな一歩だったと思っています。
そんな一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、子どもたちの「自ら進んで」の気持ちを大切に見守っていきたいと思います💛