園長先生の発見!

新たな実践

各ゾーンでの活動をより充実させるために、
ゾーンの再構築をしています。

昨年までは、1週間周期で
OPENするゾーンとCLOSEするゾーンを
週末に話し合いで決めていました。

今年からは、すべてのゾーンがOPENで、
ゾーンの中の選択肢から活動を選ぶようにしました。

制作コーナーでは?
【廃材制作】【折り紙】【お絵かき】【ぬりえ】【ねんど】から
いるかグループは【廃材制作】と【折り紙】を選んだようです。

くじらグループは【折り紙】だけを選んだようです。

そして、そのゾーンでは何が選ばれて展開されているのか
が分かるような表示を置くようにしました。

 

先週末に子どもたちが選んで決めた活動が
自分たちで上手に進められているか?
違う活動を出していたりしないか?
確認を朝のお集まりでします。

問題がある場合は、どうすべきかを一緒に考えて
活動が上手に進められるように促します。

今日は2日目ですが、昨日よりも
夢中になっている姿がみられました。

そして今日の朝のお集まりでは
それぞれのゾーンの再確認と、
うまく活動を展開できているゾーンを
認めることをします。

これが、明日のさらなる充実に繋がります。

いままでは間違って展開されていたりしても
見て見ぬふりというか、
なんとなくルーズ過ぎてしまうというか、
ただゾーンがOPENしている感がありました。

今年の修正で、
自分たちで選んだ活動を明確にすることと
そこではどんなことが行われているのかが一目瞭然に
なることで、更なる興味の伝染がおこりやすくなりました。

すべてのゾーンで子どもたちが夢中になっている
状態を目指して、ほかのゾーンもこの様にして、
充実を図っているところです。

子どもたちは、やりたいことをやりたいように
やりたいだけ好き勝手にやって過ごしている。
という感覚ですごしている。

しかし、やっていることは
保育者が意図をもって
用意した選択肢ですので、
やらせたいことを子どもたちが勝手に
夢中になってやっていいるという状態です。

こんな楽しい保育はないですよね(^-^)

無理やりやらせて、無理やりやらされて
のような保育での両者の心理を考えてみたら、

精神衛生上の観点からも、
どちらが良いかはわかりますよね。

TOP